蛹になることをためらう青虫はいない
こんにちは。メタモるカタリストのYoshiです。
2018年末〜2019年始に1週間の社会人向けプログラムを開催します。
その名も「メタモる Journey」です。
【メタモる】とは、昆虫などが幼虫から成虫へとその姿形をがらっと変える=変態を表す英語Metamorphosisをもじった造語です。企画をうんうん練っているときに生まれました。
メタモるJourneyは社会人経験3年以上の方を対象とした学びほぐしと再構築を目的としたプログラムです。米国はシアトルで開催します。
参加者は1週間をかけてこれまでの自分を丹念に見直し、勇気を持ってそれらを一度手放し、そして新たな目で世界と自分を見直します。
忙しい日々を過ごすうちに、様々な術を身につけ、歯を食いしばり、こぶしを握りしめてきた。ギュッと力が入りっぱなしの心と身体を一度解きほぐし、手のひらの上にあるものをあらためる。不要なものがあれば手放して、余白を作る。
そうすることでまたしなやかな心と身体で、新しい何かを掴みに行くことが出来る。
こうした変化をラディカルに起こし、今の自分の延長線上にない離散的で非連続な成長を起こす。それがメタモるJourneyを通じてやりたいことです。
青虫は一度その身体を溶かし、再構築することで、美しい蝶になって羽ばたきます。
メタモるJourneyのコンセプトは青虫が蝶へと変態するイメージに深く根ざしています。
そうはいっても、自分を一度溶かして再構築する(メタモる)というのは、怖いものです。
必死に身に着けてきたものを解いてみたら、役に立たないガラクタばかりだったらどうしよう。着飾ってきたものを脱いでしまったら、目を覆いたくなるような醜いワタシが顔を出すのではなだろうか。溶かしてみたら、最後には何も残らなかった・・。
だったら、今のワタシも悪くないし、このままの自分で頑張り続けたっていいんじゃないか・・・。
そんな不安や恐れが現れるのは当然の反応かもしれません。
ただ、この変態する=メタモるという行為(あるいは手続き)は今のワタシを否定することでも、これまでのワタシを捨て去ってなかったことにすることとは違います。
全く違う。
これからのワタシをつくるのは、今までのワタシでしかないからです。
青虫も身一つで蝶になる。青虫としての一生を懸けて蝶になる。
そもそも、変態を控えた青虫のなかに、我々が抱くような不安や恐れを抱くものがいるでしょうか。もちろん生存競争の激しい生物の世界において、すべての青虫が変態を遂げられるわけではないでしょう。あるいは身体を溶かすというプロセスには痛みも伴うかもしれません。
しかし、蝶になれるかどうかを案じて、蛹になることをためらう青虫はいないんじゃないでしょうか。青虫のままでいいやと言ってのける青虫はいないんじゃないでしょうか。
青虫はまだ見ぬ蝶の姿をきっと強く確信している。羽ばたいている自分の姿が身体のどこかで(あるいは全部で)感じている。我々のような様式での言葉や思考は持たないだろうけど。
だからその時が来たら、ためらわずに、蛹に籠もり時間を懸けて自身を溶かして再構築していくのです。蝶になるんです。
我々も同じなんじゃないでしょうか。
今のワタシを形作る様々なものから、新しい自分が生まれてくる予感がしませんか。
これまでとは異なる世界へと羽ばたく自分の姿がなぜだかイメージ出来ませんか。
そうした予兆・予感を捉えられれば、メタモる準備は万全です。
青虫が蛹になることをためらわないように、メタモることをためらわない。
今までのワタシを一度溶かして、新たなワタシに変態していく。
2019年を新たなワタシで迎え、行動するために。
メタモるJourneyに参加しませんか?
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